高血圧は塩の取り過ぎ、はウソ?

2016.03.18 01:50|健康、病気
前から疑問に思っていたことがあります。
それは「日本人は塩分の取り過ぎ」、「高血圧は塩分の取り過ぎのせい」
という常識は、本当?ということです。



私は塩分を取り過ぎの食生活では全くないし、むしろ薄味好みの西の人間です。
しかし、中年から急に高血圧になっていて、降圧剤をのむよう言われ、
「塩分ひかえましょう」と医者に言われました。

まあ今では、糖質制限をすることで、内臓脂肪が減ることによって、正常血圧になりましたが、
なぜ、そんなに当然のように、塩を分ひかえましょう、、と言っているのか?
そして、高血圧と塩分とは関係ない人もいるでしょう?、、と、不思議でした。

この前、実家に帰っている間、母が(高血圧)
食事のたびに「塩分をひかえないと」と、言うのです。
「年とともにある程度血圧上がっても、それが自然だし、塩を控えすぎると、
かえってよくないと思うけど」と、言ったものの、
母のように、ひかえないといけないと思ってる人が多いんだろうな、、と思いました。



そもそも、日本人は、そんなに塩分を取り過ぎなのか?
塩をとることは、必要だろうし、そんなに減らす必要があるのか?
塩分は取り過ぎると、体外に排出されます。
生き物には塩分も必要です。
健康常識はまず疑ってみる、、が、私のモットーなので、調べてみました。


「高血圧には、食塩感受性と食塩非感受性とに分かれ、(これは遺伝子レベルの話)
食塩感受性の人だけが減塩や利尿剤が有効。
高血圧患者の中で食塩感受性の人は約4割、残り6割の人は減塩の効果がない。
日本人全体では、食塩感受性の人は2割程度で、8割の人は(高血圧になったとしても)、
減塩と関係しない、、ということになる。」

塩の取り過ぎで、血圧が上がる人は、食塩感受性のある人、、ということになるようです。
私の場合、感受性はなさそうです。

「日本は国をあげての減塩運動に走り始めたわけだが、
その約45年間の運動の効果はどうだったのか・・・?
塩分摂取は減っているのに、高血圧の患者は減っていないどころか、逆に増えている。 」

これらからみても、高血圧が塩分の取り過ぎのせいではない人が多い、、といえそうです。



さらに、
「米国医学研究所(IOM)は2013年、
米国で推奨される1日当たり塩分摂取量の5.8gなどの数値には、
「エビデンスがない」との見解を発表し、大きな反響を呼んでいます。
IOMによると、「1日5.8g未満で心臓病や脳卒中、死亡が増えた、
あるいは減ったと結論づけるためには、研究の質や量が不十分」であり、
「中等~重度の心疾患で治療を受けている患者では、塩分摂取量が低い方が、
病気の見通しに悪影響があることがエビデンスで示されている」とし、
塩分量と健康の関係にはさらなる研究が必要としています。 」

こういう研究発表もあります。
「アメリカのアルダーマンという学者が20万7797人の生活調査をして、
その結果を「ランセット」という世界で一番権威のあるイギリスの医学誌に発表した。
調査した人たちの1日の塩分摂取量は2~13グラムの間に収まっていたので、
アルダーマンは摂取量によって四つのグループに分け、さらに詳しく調べた。
塩分摂取量の一番少ないグループの人は脳卒中や心筋梗塞などになりやすく、
最も短命だったのに対して、塩分をたくさん摂るグループは病気知らずで、一番長命だった。」

上記のような話や色んな説が出ているにもかかわらず、日本では
世界的な減塩運動を受け、2015年厚労省は塩分数値目標を1g引き下げた。
男性8g、女性7g
もちろん、めちゃくちゃ多く取るのはよくないでしょうが、目標値をそこまで減らす
意味がよくわかりません。
やはり「うのみ」にしてはいけない、、と思うのは、私だけではないと思うのですが、、、

main_ph[1]

「塩は細胞の新陳代謝を促し、また胃液の塩酸となって消化作用を助け、
神経や筋肉の興奮を整える働きをする。
成人では1日当たり約10~15gを摂取しなければ生命を維持することは出来ないと考えられる。
高温環境下で働く重労働者は発汗量が多いため、1日40~50gを必要とすることすらある。
夏の暑い日に大量の汗をかくと胸が苦しくなったり目まいがしたりするが、
塩を少しなめるとすぐに治る。」

熱中症では塩が必要、、といいますよね。
人によって状況も違うでしょう。一律に数値を設けられてもな、、と思います。
そして、色んな説があるなかで、問題はどうやら「塩そのものの問題」、、
ということに気づきました。

「昔の天然塩は、ミネラル(塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化カリウム等)
が含まれていたのが、戦後、法改正によって、塩田の伝統的な塩の製法が排除されて、
イオン交換膜法という、化学工業的な製法に切り替えられた。
結果、塩化ナトリウムの純度が高くなり、大切なミネラル成分は排除された。」

昔は天日干しの塩田というのがあり、子どもの時に瀬戸内の塩田を見に行ったこともあります。
それがいつのまになくなって、製法が変わってしまっていたのですね。

141115_Ako_Marine_Science_Museum_Hyogo_pref_Japan12n[1]

↑これが、子どもの時に見た、流下式並塩。
「1953~1972(昭和28~47)年の間、主な製塩法となっていた。
この塩田で採れた塩はにがりが塩全体の1~2%前後で、味もよく、食用に適した素晴らしい塩。
1971(昭和46年)塩業近代化臨時措置法によって、
これまで親しまれてきた塩田塩がなくなり、NaCl 99%以上のイオン塩のみに
なってしまうおそれがあり、そしてこの方法は、イオン交換膜法の導入により
昭和47年には一斉に消滅し、わずか20年しか利用されなかった。」

で、ナトリウム99%の塩になっていたんですね。
精製した99%ナトリウムの塩が、出回ることになり、
一般的な塩はカリウム、マグネシウム、カルシウム等のミネラルがほとんどなくなっている。

子供の頃、見た塩田はもうなくなっていたとは、、、とても残念です。
他にも、地方によって、いろんな塩の製法があるようです。揚げ浜式製塩とか、、
これも、能登にあるゆいいつの製法のようです。
今は手間ひまのかかる製法では、細々と一部で続いているだけなんですね。

調べていたら、「日本人には塩が足りない」という本が出ていることがわかりました。
まだ読んでいないのですが、読んでみなくては、、



「精製塩のとりすぎは病気のもとになる可能性が非常に高いので、注意が必要。 」

「塩は最も基本的なかけがえのない命の糧。
それが塩化ナトリウムだけの化学塩となれば、国民全部がミネラル不足となるのは当然。
農作物さえも昔に比べてビタミン・ミネラルが半減している。
化学肥料による窒素・リン酸・カリ等の大量施肥はされるが、
微量要素は出て行くばかりで補給されない。 」

「厚生省の指導では、塩の摂取は一日10グラムとしているが、
あまりに減塩を気にしすぎて減塩病の人が増加している。
日本綜合医学界会長 沼田医学博士によると、具体的な症状として、
手足のしびれ、無気力、精力減退があげられ、いずれも自然塩の増塩によって回復している。
塩分の摂りすぎはよくない というのは
塩化ナトリウムの摂りすぎはよくないと言い変えるべき。」

何でもかんでも精製のし過ぎ、の弊害なんでしょうね。
そして、てまひまかかるものは、効率が悪い、、排除されてしまったのかも。
で、塩の種類としては、以下のようになっているようです。



*化学精製塩(専売塩)
食塩・食卓塩・クッキングソルトなどで、イオン交換膜法で作られ、
塩化ナトリウム99%以上。他のミネラル成分は含まれていない。

*再生自然塩
メキシコやオーストラリア産(今後は中国産も)で天日干しで作られ、
高純度の塩化ナトリウムに精製された輸入原塩にニガリを添加するなどして、
炊き直して作った塩。熟に強い他のミネラルが数種類含まれている。

*自然海塩
海水を原料に塩田、または類似の装置で作られるが、加熱しているため、
他のミネラル分は減少しているものの再生自然塩よりは多く含まれている。

*天然海塩
海水だけを原料にして塩田で作られる。添加や加熱処理は一切行わず、
天日干しだけで塩分温度を高めて結晶にして作った塩。
海の中に存在するミネラルのほとんどが含まれる。

これは、よく考えて塩を選ばないといけませんね。
私の場合、それでも、本能的?にミネラルのあるものを選ぶようにしていましたが、
まだまだ足りなかったようです。よく成分をみてみないといけないですねえ。
こちらは、よく聞く塩ですが、天然海塩だと思われます。↓
そういう塩はけっこういい値段なので、買ってなかったけど、
今回買ってみました。とてもいい味です。
手間ひまがかかっているので、値段はこれはしかたないですねえ、、、

160317_2204~01

なんだか減塩がいい、悪い、、と、話が大混乱しているようですが、
問題の根本は、やはり精製塩の取り過ぎがよくなくて、ミネラルの多い塩をちゃんととることが
とても大事、、、ということのように思えます。



今日のオカメ様  アタシも塩をなめますよ。インコにも塩は必要です~
160118_2029~01



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