介護保険の格差のなぞ

2016.04.02 02:52|老後
うちの母にも、いよいよ4月から、介護保険サービスがはじまりました。
で、とりあえず、なんと!ヘルパー週2回、訪問看護が週1回も来てくれることになったようです。
まさか週2回もヘルパーさんがきてくれるとは、、!
これも見直しがあるようなので、とりあえず、、で始めて、様子見で減らす、、ということなのでしょうが。



どっちにしろ、こちらとしてはとても安心でき、ありがたいことです。
その話を、東京のご年配の身体の具合の悪い友人に話しました。
それでわかったのですが、その方も、母と同じ「要支援2」だったのです。

でも驚いたことに、受けられるサービスが、週1のヘルパーのみで、
しかも今まで1時間だったのが、45分に減らされた、、ということでした。
どうみても、母よりその方の方が、状態は悪く、しかも今まで要介護1だったのが、
要支援2に減らされた、、というのです。
(数字の少ない方が軽く、数字が多いほど重度で、要介護のほうが要支援より重度)

しかも最近はかなり具合が悪いそうです。
そんな状態で、サービスが減らされてるのは、あまりにお気の毒です。
逆に母はしてもらい過ぎ、、か?とも。

でも、なぜそんなにサービスが違うんだろう??
介護保険は義務でみんな入ってる保険なのに、、と疑問がわきました。



最初、地方と東京の違いか?とも思ったのですが、調べてみたら、
どうやら、家族と住んでるかどうか、、の違いのようだ、とわかってきました。
母は一人暮らしで、私達家族は遠くに離れて暮らしています。
その方は、定年後ずっと悠々暮らしのご主人とお住まいです。

どうやら、家族と同居だと、訪問介護ヘルパーのサービス利用が、限定されるようです。
デイサービス、ショートステイ等のサービスは、同居、独居に関係なく受けられるようです。
じっさい、義妹のお母さんも家族同居ですが、デイサービスに行かれているようです。

おそらくその方は、家族同居で、デイには行かず、訪問サービスだけ利用、、
と希望されたからでしょう。
でも、もっとヘルパー訪問を希望したようですが、訪問ヘルパーは週1以外は、
自費でやるよう言われたそうです。自費だと、月に30万くらいかかって、とても頼めない、、
とおっしゃっていました。

そうだったんですね。
家族と同居だと、色々介護サービス利用に制限があるんですね。
介護保険も財源に限りがあるので、できるだけ家族でできることは、家族で、、ということに
なっているようです。
そもそも、家族の介護では無理があるから、、と導入された保険だと思っていたのですが、
結局はこういうことになっているんですね。
でも、家族の親孝行とか、情に頼っていては限界があります。



それにしても、介護格差がけっこうあることに気づきました。
自費でヘルパーを頼もうとすると、上記の方のように30万とかの大金になる所と、
母に紹介された自費利用できる事業所のヘルパーを頼むと、1時間1500円で利用できるわけです。
ここは半分ボランティアなんでしょうが、そういう利用できる事業所がある所に住んでいるか
ない場所に住んでいるか、、で、ものすごい差がでます。
これはもう、運としか言いようがないのでしょうか?
30万なんて、よほどのお金持ちでないと払えません。

それに40歳以上の人が徴収される介護保険料も、住んでいる所でけっこう差があるようです。
財源が国の支出25%、都道府県12.5%市町村12.5%ということは自治体によって違うということで、

40~64歳以下の第2号被保険者の介護保険料は、健康保険料に上乗せし、
全国ベースで算出されるので地域格差は生じない
一方、65歳以上の第一号被保険者は、居住地域の介護費用や高齢者数などで保険料率が決まるため
格差が出る。
介護保険の入り口である保険料から地域格差は始まっている。」

それは全然知りませんでした。
65歳以上の人が徴収される介護保険料は、住んでいる場所によって金額が違っていたのですね。
しかも場所によっては、3倍も開きがあるようです。

「2015年の厚生労働省のデータから、65歳以上の月額の介護保険料を比較した場合、
もっとも低額な鹿児島県の三島村が2,800円、
もっとも高額な奈良県天川村が8,686円となっており、約3.1倍の開きがある。」とのことです。

しかも、「本来は一律に認定されるべき「要介護認定率」も地域格差がある。
65歳以上の人口に対して、75歳以上の人口比率がほぼ同じ茨城県と奈良県を例に挙げると、
要支援の認定率だけ比較しても、茨城が約12%、奈良が約23%と2倍近くの格差が出ている。」



65歳以上の人が払う介護保険料も、介護認定も、住んでいる地域によって、
そんなに差がでているとは知りませんでした。
保険制度なのに、それは変だ、、と思いますが、まだ始まってそんなにたっていないので、
整備されていない、、ということもあるんでしょうか、、?
でも、住んでいる所で、差が出過ぎるのは、やはりおかしいですね。

「厚労省も格差是正に
介護保険料を押し上げる要素を、全国で比較できるオンラインシステムを構築し、
介護保険料が高い自治体で過剰なサービスがないかを分析した上で、見直しを促す」、、とか
色々やろうとしているようです。
でも、3年に一回見直される介護改正で、介護報酬が引き下げられ、倒産した小規模事業所もある
、、とか。

でも結局は、介護費用を上げ過ぎないためにも、介護予防が一番大事なんだろうと思います。
だれだって、できるだけ元気でいたいし、自分でできることは自分でやりたいでしょうし。
介護予防、認知症予防、への1人1人の取り組みが必要だし、もしそうなったとしても
自立への手助けのサービスが平等に利用できないと困ります。



それにしても、介護予防の事業もどうやらあるようです。
地域包括センターでやっている、そうですが、、あまり聞いたことがありません。

母も、要支援になる前に、もっと何らかのそんな活動とかあって誘ってもらえるとか、
リハビリの仕方だとか、地域でそんなことをやっている活動があって、参加できていれば
認定を受ける前に、もう少し何とかなったのかも?とも思えます。

結局、悪化して認定を受けてから初めて、サービスが利用できるようになるシステムだと、
介護費用はかかる一方になる、と思います。
まだ認定が出てない予備軍の人に、そうならないようなサービスなり、
健康情報とかの何らかの工夫がないと、ひどくなってからサービスを受けるようだと、
介護保険制度の費用はいくらあっても足りないと思います。

老人が増えるから、介護保険がピンチ、なのではなく、予防にもっと工夫があれば
介護保険を受ける人も、そんなに増えないですむのでは?と思うのですがねえ、、、
出不精の人にも声をかけるような、何らかのつながりやら、地域のつながりやら、
工夫が大事だろうし、もっと楽しく興味のもてるような工夫が必要なのかな、、とも思います。


ちなみに、母は病院のつきそいは自費だから、(遠くの病院行くのに)お金払って頼もうか、、?
と検討中のようです。お金を払った方が頼みやすく、気が楽だ、、と。
東京に比べると、全然安く頼める事業所があるおかげです。
それで頼もうか、、とも思えるわけですから。ほんとに、ありがたいことですね。


今日のオカメ様  アタシもかなりの高齢ですが、なんとか元気で頑張っていますよ。 
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