ミツバチがいなくなると人は4年以上生きられない

2016.05.02 02:21|ミツバチ
この前テレビで、蜂の研究家が話しているのを見ました。
マーラ・スピバクというアメリカ人です。

「世界の食料生産の3分の1以上は、ハチによる授粉に依存している。
ハチがこない場合は人工授粉をせざるを得ないが、ハチが授粉した方が品質の高い実ができる。
食料生産は増えているのに、ハチはどんどん減っている。
減っている理由は、農薬のネオニコチノイド。」



以前、ミツバチの大量失踪が話題になりましたが、
結局、農薬ネオニコチノイドが原因、、というのがいわれています。
ネオニコ系農薬がミツバチの神経を狂わせて、巣箱にもどることができず、
近場で大量に死んで、巣が崩壊してしまう、というものです。

上記のマーラ氏によると、
「ペンシルバニア州立大学の調査では、ミツバチが巣に持ち帰る花粉から多くの残留農薬が検出された。
ミツバチがネオニコチノイド系の農薬を高濃度で摂取すると死んでしまい、
低濃度で摂取すると神経が麻痺して巣に帰れなくなる。」

蜂が神経毒のせいで、巣箱に帰れない、、というのは,ほんとにむごいことです。
いえこれはミツバチに限らず、人間にもふりかかってきます。

「ネオニコ系殺虫剤の特徴は、害虫に対して少量で高い殺虫効果を示す神経毒で、
効果が長期間続く残効性に優れており、水に溶けやすく殺虫成分が根や種子などから
作物全体に移行する浸透性を持つ。」
つまり作物の種にしみ込ませておけば、成長した作物にその毒素が浸透していて、
殺虫効果が続くわけです。

幅広い害虫に効果があるが、哺乳類、鳥、水生動物には毒性が低い、、とメーカーは説明。
家庭園芸用、シロアリ駆除剤、ペットののみ取り、コバエ駆除等、身の回りでも広く使われているのです。



哺乳類や鳥に毒性が低く、虫によくきく、、なんて、そんなの信じる人がいるのでしょうか?
影響が生き物の大きさには関係して、小さい虫ほど影響が大きいことはあると思いますが、
わかっていても、より被害の少なそうなものを使う、、という選択枝しかないということで
使われていたのかもしれませんが。

ネオニコが、人間の神経系統を大きく乱して、 発達障害等の重い病気の原因になると
も指摘されているようです。当然 ミツバチだけの問題ではなく、人への影響もあるわけです。

環境脳神経科学情報センターの黒田氏によれば、
「発達障害を起こしうる化学物質として、まずは、環境化学物質。
それから、有機水銀、鉛などの重金属。PCB、ダイオキシンなどの有機塩素化合物、
ネオニコチノイドなどの農薬がある。そして、喫煙。」
「自閉症やADHDというのは、シナプスの結合がうまくいかないことで発生する。
神経細胞の情報伝達がうまくいかない。」

有機リン系の農薬が、批判にさらされ、ネオニコはそれよりは人への被害が少ない
ということで、害虫退治に広まったわけですが。

「この殺虫剤は農業生産者にとって使い勝手がよい。
農薬の散布回数が少なくて済むし、見かけ上の「減農薬」も簡単に達成できる。
イネの苗を育てる「育苗箱」に使え、環境への負荷も小さいように見える。
農林水産省は積極的に推奨していた。」(グローバルコラムより)

20150524044248s@odfp[1]

ほんとに人間は作物を作る大昔から、作物を食べる虫と戦ってきたわけで、
どんなにいいと思える殺虫剤を作っても、それは結局人間に跳ね返ってくる、、
ということをくり返しているんですねえ。

「ネオニコチノイド系農薬3種(クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサム)は
2013年12月より2年間暫定的に、EU全域で使用が原則禁止となる。」

そんなおり、日本では、「厚生労働省がネオニコチノイド系農薬のクロチアニジンと
アセタミプリドの基準を大幅に緩和した。」と聞きました。
全てではないとはいうものの、今回の基準緩和で、日本のほうれん草の残留農薬基準が、
従来の13倍(40ppm)に引き上げられた、、というものです。

えっ!EUでは禁止されているような、そんな危険なものをなぜ緩和するの?と疑問がわき
調べてみたら、たどっていくと、農家から緩和してくれとの希望が農薬メーカーにいき、
そこから申請があり、農林水産省→内閣の安全委員会が検討し→厚労省→環境省→
最終的に農林水産大臣が決める、、となったようです。ややこしいなあ、、、

結局出荷直前にまくと、残留農薬の数値が上がるわけです。
同じ畑に、成長度合いの違うホウレンソウを育てていた場合、若い野菜にまくときに
出荷直前の野菜にもかかってしまうから、、ということのようです。
たしかに分けて農薬はまくのは大変な手間でしょう。
農家の方も野菜を育てるのは大変でしょうが、でも、そうやって緩和するのも問題だなあ、、
と、つい思ってしまいます。



じつは、日本の単位面積あたりの農薬使用量は、世界の中でトップクラスです。
これはまあ、農地集約型で、細かく色んな作物を作っているのと、高温多湿で虫が多いのと、
日本人のきれい好きのせい、、ということでしかたない面もあるのでしょうが。
小さな面積で、多くの収量をあげる必要があるから、というのと
他の国は農薬があまり必要ない作物を育てている、、というのも使用量に関係してるとか。

でも、日本人のきれい好き、というのも大きい気がします。
形の悪い野菜は買わないとか、虫食い野菜は絶対買わないでしょうしねえ、、
そうすると、作る方はどうしても農薬できれいな野菜を作るわけでしょう。
作物は工業品ではないのだから、均一できれいなものを求めてもなあ、、と思います。
それが回りまわって、自分たちに跳ね返ってくるわけです。

それにしても、きれい好きで、虫嫌い。こういう人があまりに多い気がします。
区民農園で自分用に野菜を作っている人でさえ、農薬をまく人がけっこういます。
自分用なら虫に食べられても、いくら見栄えが悪くても 安全な方がいい、、
そう思うので、私はいっさい農薬はまきません。
きれい好きでもないし、虫もあまり気にしませんしね。
まあ、人にあげる時はきれいなのを、、とつい思うのかもしれませんが。
どうも虫を敵対視するのと(これは雑草もそう)、見栄えのいいものを作りたい、
几帳面にきっちりやりたい、、、そう思う人が多い気がします。

160501_1525~03うちの雑然とした畑(まだきれいな方)

でも基本的に、日本の農薬の使用量自体は、減ってきているそうです。
作物の見た目のきれいさより、少々の汚くても安全な方がいい、、と思う人が
もっと増えればいいなあ、、と思います。
そうすれば、作物を作る人も多量に農薬は使わなくなるだろうし、
ミツバチももっと生き易くなるのでは?と思います。

ちなみに、タイトルの言葉は、アインシュタインが言ったとか、それはちがうとか、、
諸説あるようです。結局なぞ?ですが、
蜂のおかげで、人は生きている、、ということですね。


今日のオカメ様  みょおっ! アップです。正面から見ると変顔かしら?
160424_2314~01



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