3分の一が貯蓄のない世帯

2016.11.10 01:59|世情
世界で貧富の差が広がっています。
日本でも貯蓄のない世帯(2人以上世帯)が、3分の一いるそうです。
単身世帯では、半分強が貯蓄なし。
これは若い世代ほど、貯金なし、になるようです。



金融資産保有額の平均は1209万円。
意外としっかりと貯蓄されているように思えても、
資産を多い順、少ない順に並べた時に真ん中に位置する「中央値」は400万円。

貯蓄の多い人はたくさんもっているが、少ない人もってない人との差がある。
世代によっても差がある、ということのようです。

雇用も正規社員が減り、非正規が多く、差がちぢまらない。
なんか同じように働いても、報われないのは悲しいですよね。
若い知人も、仕事に行く先々がブラック企業で、こき使われるし、雰囲気が悪くて
転職を繰り返している人がいます。

1億総中流といっていたのは、もう遠い昔です。
いつからこんなことになってきたんだろう、、と思います。

アメリカの大統領選がトランプ氏に決まりました。
日本では、クリントン氏優勢という雰囲気で、マスコミでは意外という声が、きかれます。
ヒラリーだと、何も変わらず、トランプだと未知数で不安もあるが、
世の中何か変わるかも?と期待している人が多かった、ということなんでしょう。

アメリカは日本以上に貧富の差が、ひどく進んでいるようです。
それを変えたい、と思う人がじつは多い、と。
「米国民の3分の1は貧困層か貧困層予備軍」という説もあります。
トップ1%の人たちがアメリカ全体の23.5%の富を所有しています。
アメリカンドリームはもう昔の話。

ほんとに世界中、変動期です。
これはもう資本主義が限界にきてるということなんでしょう。
いつの時代も、貧富の差が開きすぎた時が、変動のきっかけになるようです。



最近読んだ本に、水野和夫の
「資本主義の終焉と歴史の危機」という本があります。

「資本主義は、時代によって色々形を変えているが、本質は
中心と周辺の分割があって、富やマネーを周辺からもってきて、中心に集め享受する。」
「資本主義は少数の人間が、利益を独占するシステム」

「1900年前~2001年は、地球の全人口の15%が、豊かな生活を享受できた。
この15%にはアメリカや日本も含まれ、1億総中流が実現できた。」

「世界の総人口の豊かになれる定員は15%
20世紀までの130年は、先進国の15%が、残りの85%から資源を安く輸入して
利益を享受してきた。
資本主義は世界のすべての人を豊かにできるシステムではない。」

そうなんですね。1億総中流のいい時代も、残りの85%の人たちの
上に成り立っていたものだったんですね。

そして、今の時代ではもう周辺が残っていない。
なので、国内に無理やり周辺を作り出し、利潤を確保しようとしている

アメリカでは、サブプライムローンで、低所得者をつくり、住宅ローンを貸し付けた。
日本では労働規制を緩和して、非正規雇用を増やし、
浮いた社会保険や福利厚生のコストを利益にする

あらゆる国で、落差が広がっているのは、グローバル資本主義の必然的状況。



なるほどねえ、、
そうやって非正規を作って、利益を蓄積しているのですね。
富める定員は15%で、資本主義が世界をおおいつくせば、周辺はなくなり、
もうリターンは望めないわけです。成長はもう望めない。
資本主義は、そういうシステムで、どこかに貧富の差をつくることでしか、もう利を得ることが
できない、ってわけなんですね。
だから、富を増やそうとする人たちは、貧富の差をなくそうとはしないわけです。

で、新しく「電子、金融空間を作り出したが、
これも将来これだけの稼ぎを作り出すだろうという、投資家の期待を織り込んで
資産価格が形成されるだけで、将来の人が得るべき利益を先取りしていることになる。」

ほんとに行き詰っていますねえ、、。
地球から周辺は消えたし、未来からも収奪していて、もう資本主義の終焉がきている、
というわけです。これは西欧史の終わりでもあるようです。

で、資本主義が、どう終わっていくのか?
水野氏によれば、どのようなシステムを作ればいいのかは不明だが、
手がかりとして、「定常状態」。これはゼロ成長社会
買い替えサイクルだけで、生産と消費が循環するような社会。
なんか江戸時代みたいなものでしょうか?

この定常状態の優位性をもっているのが、最も早くゼロ金利、ゼロ成長、ゼロインフレに
突入した日本。
今までが「より速く、より遠くへ、より合理的に」、、とあったのを
逆に「よりゆっくり、より近くへ、よりあいまいに」の方向に、考え方を変えていく。



成長主義の人や、貪欲な人には難しそうですね。
常に成長していかないといけない、というのは企業では
おそらく、当然のように言われていることではないでしょうか?

水野氏によれば、今の超低金利の時代、これと同じ時代がイタリア16世紀にあった。
この後、利子率革命があった。
つまり大変動の前に、超低金利の時代がある、ということのようです。
日本で続く低金利は、近代資本主義の終焉のサインではないか、と。

強欲資本主義にしがみつくと、破局的なバブル崩壊のハードランディングとなり、
経済の危機、国家の危機、地球維持の危機にまで発展の可能性もある、
と警告されています。
歴史の危機を直視して、資本主義からのソフトランディングをする。
日本は定常化社会への準備をする。
ゼロ成長社会は、余剰をストックし続けることに執着しない社会
資本の蓄積と増殖のための強欲を手放すことで、人の豊かさを取り戻す。

成長主義の経営者さんがきっと多いだろうし、そういう人たちが、
なかなかそんなふうに考えるとも思えないけど、
もしそれができる人がいたら、ほんとの変革者なんでしょうね。
強欲でリッチな暮らししても、貧乏な人が多ければ、あまり楽しいとも思えないし。

ほんとに、トランプさんの手腕も不明だけど、
これからの世の中どうなっていくか、、読めないですねえ。
でも日本が率先してやっていかないといけないんだろうなあ、、
日本が暮らしぶりや社会を、成長にとらわれないシステムとして選んでいくことができたら、
何か見えてきそうですけどねえ。



今日のオカメ様  アタシャ何もため込んでいませんよ。欲張りでもないですしねっ
160825_1144~02




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